このところ、iPhoneの
フリック入力の研究に余念がありません。
携帯電話の文字入力ではキーが少ないために、「あ行」「か行」といった行単位でのキーになっており、「け」と入力するには「か行」キーを4回押さねばなりませんでした。
フリック入力とは、タッチパネルならではの入力方式で、「か行」キーを指で触れた後そのまま右に指をずらすことで「け」を入力できます。
つまり、「け」と入力するのにかかっていた(4回押す)ための時間は大幅に短縮されて、ほとんど「か」と入力するのと同じになったわけです。
- 問題:方向
「か」キーに触れていると、時計回りに「き」「く」「け」「こ」が表示されてきますが、慣れると見なくても指を滑らせる方向が分かるようになります。この感覚に慣れること。
- 問題:指づかい
タッチタイピングのようにキーをタップする指を決められそうもない。というか、ほとんど一本指打法になる。これは結構疲れます。指をあらゆる方向に動かさねばならないからです。
そこで、2本指つまり両手の親指やよく動く人差し指を考えます。
指が遊ばないようにiPhoneを固定する持ち方にもコツがありそうです。
- 問題:スピード
やはり気になるのがスピードです。YouTubeなどでは、片手の親指だけで230文字以上/分という驚異的なスピードを出している人がいます。こちらは今のところ60~70文字くらいです。
単に指の訓練だけではない、別のアプローチがありそうです。
このようにフリック入力をスマートに使いこなしていただくために、研究を続けるのでありました・・・・とさ。
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