ネットの活用はスマホの広がりに伴って勢いがついてきています。
ネットはいわば公道。おおやけの場所です。
そこにメール、商店、つぶやき、などたくさんのサービスがあるわけです。
自分がそれを利用するためにはその利用券みたいなものが必要になります。
それが、アカウントです。
ちょうど、お財布の中にお店のポイントカードやキャッシュカード、
いろいろ入っているように、ネットのサービスを受けるためのものです。
お財布の中のカードは「モノ」ですから、管理はお財布の中でできます。
しかし、アカウントは「情報」ですから、管理はお財布というわけにはいかないですね。
頭の中、ですかね。
覚えるのが大変ですね。
そこで、面倒くさくなって別々のアカウントに「同じ情報」を使ってしまうかもしれません。
それが、「使い回し」ということです。
ネットのサービスを利用するにつれて、アカウントはどんどん増えます。
それらの情報を覚えているのは一苦労です。でも同じ情報を使いまわしてしまうと、万一他人に一つのアカウントを知られてしまうと、いろいろなサービスに「なりすまし」されて、被害にあう可能性が高まります。
ですから、別べつのサービスには異なるアカウントを! と呼び掛けられているわけですが、パスワードは時々かえろとか、パソコンにいれるなとか、紙に書いてはだめとか、結局超人的な記憶力と几帳面さを求められているようで、らくらく便利なネットサービスのはずなのになんだか、高いハードルを感じてしまいます。
どうしたらよいか、一般的な答えはありません。個人個人のケースバイケースで工夫が求められています。ただ、信頼できる助言者=かかりつけのお医者さんのような=がいてくれれば、心強いかもしれませんね。
ネット社会は、実はいろいろなところで、人のつながりを必要としているのかもしれません。
«
スマホの活用、どこまでも ||
タブレット授業は実現するか? »