今回はデンマークのエネルギーについて書きます。
デンマークのエネルギー資源は石油、天然ガス、石炭などありますが、力を入れているのが再生可能エネルギーです。
1970年代にはエネルギー自給率が1.8%ほどであったのに対し、2016年には83%にアップしています。このうち、再生可能エネルギーの割合は25.6%です。一方日本では自給率は8.3%で、そのうち水力を合わせた再生可能エネルギーの割合は14.5%となっています。単純には比較はできませんが、自国に必要なエネルギーのうち、デンマークは21%、日本は1.2%を再生可能エネルギーで賄っているという計算もできます。
デンマークは冬が長いので暖房が欠かせません。家の断熱性を高めた住宅基準を持ち、地域に暖房専用会社を設立してお湯を循環させ、家にはラジエーターを設置するという仕組みがあります。効率的にエネルギーを使う「省エネ」の発想です。
一方で農場、畜産場から出るバイオマス可(燃性廃棄物)を利用したバイオガスも活用されているようです。あらゆるところからエネルギーを取り出そうという工夫がなされているといいます。
デンマークでは1985年に原子力に依存しないエネルギー政策法案が可決され、原発のない国になっています。賛成派と反対派が著作物を発行し、国民はその内容から意見を醸成し、法律になっていったそうです。
冬や夏の厳しい国では生活に使うエネルギーは大きな問題です。地域ごと温めるという発想はアイディアのみならず、行動力を伴っていると感じます。
~講演会に行ってきました はこれで終了です。~
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