2019年夏から2020年初夏まで、デンマークのフォルケホイスコーレという成人向け学校に留学してきました。滞在中と帰国してからしばらくは、あまりの文化、歴史の違いと社会の仕組みの違いに自分が完全にリセットされてしまい、ただただ、毎日の生活と授業に必死でついていくといったところでした。
昨年は2月に始まった新型コロナ危機が3月にはヨーロッパに広がり、デンマークがロックダウンするという経験まですることになりました。幸か不幸かそのために得られた膨大な自分の時間を本当に何十年かぶりに考えたいことのために思う存分使うことができました。それを帰国してから1年以上かけて読み返し考え直して日々気づくことが出てきたというところです。
記録を読み返しながら、いつも思い至るのは、デンマークの個人主義ということです。個人主義というとなんだか他人のことはおかまいなし、自分のことだけを優先させる、そんなイメージを持っていたのですが、向こうで出会った学生、先生、地域の人たちはおおむね寛容で、気遣いがあり、よく話し、楽しむ人々でした。つたない会話でも話をすれば、自分と同じような感情を持ち、ご近所付き合いをし、集い、良い人生を送ろうとする、そういう意味では自分と変わらない人たちだと感じます。ですから、個人主義の先進国と言われているデンマークがこの滞在を通して自分の勘違いを教えてくれたのだと強く思います。
帰国して改めてフォルケホイスコーレの授業や集会の内容を振り返ってみると、面白いことに気づきます。「自分」の捉え方です。自分が良い人生を送るために、勉強し、考え、行動し、責任を持てということなのですが、良い人生がコミュニティにあるということも同時に主張します。その根底にある平等観は興味深いものでした。つまり、自分が自由にしているためには相手の自由も保証されなければならない。人の扱い・扱われ方がどんな時も差別されてはならないというのが基本でした。みんなが納得するような日本の平等観と自分が差別しないというデンマークの平等観、結果的には同じようなことかもしれませんが、ここから広がる社会システムや民主主義はだいぶ違う色になるのかもしれません。
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