昨今パスワードを盗み取られる事件が相次いでいて、新聞などでもその被害について詳しく報道されています。
インターネットを活用するパソコンやスマホ、タブレットではアカウント情報はサービスを利用する鍵の役目であり、それらを盗まれることは日常生活にも影響を及ぼすことになります。そして日常生活で利用するアカウントはメール、買い物、保管、SNSなどで少なくとも5~6個になっていることが多いと思います。
アカウントの管理はそれぞれについてIDとパスワードを覚えておかなければならないので、5~6以上のアカウントの管理は思ったより大変なことです。また、サービスの提供元からも、「定期的にパスワードを変えてください」などと言われますし、そうはいってもいったんパソコンなどにパスワードを設定すると自動記憶してくれることもあり、毎回入力することもない、といった実情もあります。
そのため、パスワードは 覚えやすい文字列で、万一忘れることのないように複数のアカウントで使いまわす(同じものを使う)ことが多くなっていることが想像されます。
しかし、それを逆手に取ったアカウントの盗み取り犯罪が増えてきていることから、自衛策も講じてゆく時期になってきたと思います。
アカウントは完全なプライベート情報ですので、管理方法は最終的にはご自分で決めていただくことになります。いわゆる自己責任です。ぜひお近くのパソコン教室にご相談ください。
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