パソコンを使って便利と思うことの一つに、データを簡単に複製したり要らなくなったデータを削除したりすることがありますが、何ヶ月もかけて作ったデータや一生に一度しかない写真データなどをいとも簡単に削除できてしまうということの裏返しでもあります。
先日、注意していたはずなのに、大事なデータをいとも簡単に削除してしまいました。(ToT)
真っ青です。
このとき大切なのは、データの入っている場所をうかつに触らないということです。他のデータで上書きしてしまったら本当に取り返しがつきません。
そぉーっと、復元アプリを幾つか試してみますが、検出できません
(ToT)
いろいろしらべて、目的のデータ形式を復元できたという記事を見つけました。数千円の有料アプリを使って回復したとのことです。そのようなアプリは無料体験版で「検出」まではやってくれます。復元は「有料」となるわけです。
試してみたら、検出してくれました!
神頼みに近い気持ちでそのアプリを購入。送られてきたライセンスキーを入れて、回復を試みました。
・・・やはり、完全な形では戻ってはきません。いろいろなファイルが混ざって出てきました。 それでも、それでも、(ToT) 戻ってきました。
いろいろな方法でファイルを整え、編集を繰り返してようやくほぼ完全な形になりました。
このようなケースは、達成感と言うのは殆どありません。回復アプリには感謝するものの、なんとも後味の悪い経験(苦い経験)です。処理手順を決めていても、何かの拍子に誤る、それを痛感しました。
デジタル機器にデータを保管する場合は、パソコンに限らず、簡単にデータは削除できます。せめて、それに気づいたときには「うかつにデータに触らない」そして、すこしだけ時間をとって「落ち着いて」対処するようにしましょう。自戒を込めて。
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